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介護の求人票の加入保険欄はどう読む?社会保険と労働保険の確認ポイント

求人票チェックは、利用者ご自身が求人情報を確認するための補助ツールです。職業紹介や求人の提供は行いません。

求人票の「加入保険」の欄には、健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険の名前が並びます。介護職はパートや短時間の勤務も多く、勤務時間によって加入する保険が変わることがあります。この記事では、加入保険の欄の読み方と、勤務時間との関係を説明します。この記事は求人票を自分で確認するための情報で、求人の良し悪しを判断するものではありません。

法令上の位置づけ

職業安定法施行規則4条の2第3項6号は、募集のときに明示する事項として、健康保険、厚生年金、労働者災害補償保険(労災保険)、雇用保険の「適用に関する事項」を挙げています。厚生労働省の求職者向けリーフレットでは、「加入保険 雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険」という記載例が示されています。

4つの保険と加入の条件

保険主な加入の条件(概要)
労災保険パート・アルバイトを含む全ての労働者が対象とされています
雇用保険31日以上の雇用見込みがあり、1週間の所定労働時間が20時間以上であること。2028年10月からは週10時間以上に広がる予定です
健康保険・厚生年金正職員などのほか、短時間勤務でも、週の所定労働時間が20時間以上、2か月を超える雇用見込み、学生でないことなどの条件を満たすと対象になります

健康保険・厚生年金の短時間勤務の条件には、勤め先の従業員数(2027年9月までは51人以上)や賃金の条件もあります。賃金の条件(月額8.8万円以上)は2026年10月に撤廃する予定と案内されており、条件は段階的に変わっています。最新の条件は、厚生労働省の社会保険適用拡大特設サイトで確かめてください。

それぞれの保険で受けられるもの

加入する保険によって、受けられる給付が変わります。求人を比べるときの手がかりとして、主なものを挙げます。

健康保険・厚生年金・雇用保険の保険料は、給与から差し引かれます。求人票の月給の額と手取りの額が違うのはこのためで、加入する保険によって手取りの額も変わります。

求人票の記載例(架空)

記載が明確な例です。

加入保険: 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
パート勤務(週20時間以上)の場合も同じ。週20時間未満の場合は労災保険のみ

本文だけでは確認できない例です。

待遇: 社会保険完備(○○ケアセンター・訪問介護員/週2日〜勤務可)

「社会保険完備」は求人で広く使われる表現ですが、どの保険を指すかは書かれていません。この例では、週2日勤務の場合にどの保険に加入するかが本文からは読み取れません。正職員向けの条件として書かれた「社会保険完備」が、短時間勤務の方にもそのまま当てはまるとは限らないため、勤務時間とあわせて確認することが大切です。

本文から確認できないときの聞き方

面接や問い合わせでは、自分の希望する勤務時間を伝えたうえで、次のように確認できます。

加入する保険は、勤務時間だけでなく勤め先の規模などによっても変わります。採用が決まったときに交付される労働条件通知書などで、加入する保険を確かめてください。

求人票の本文を貼り付けると、この項目を含む14項目について記載の有無を表示します。判定は本文のみに基づく補助ツールです。求人票チェックのトップへ

出典

確認日: 2026年10月2日

更新日: 2026-10-03

この記事は求人票の読み方についての一般的な情報で、個別の労働条件や転職についての助言ではありません。労働条件のご相談は、都道府県労働局の総合労働相談コーナーやハローワークをご利用ください。

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